男性喫煙者注意。前立腺がん、死亡、再発リスクともに1.61倍

10月に受けた健康診断で「軽度の前立腺肥大症の疑いあり」という指摘をもらいました。以前より、ときどき肛門と睾丸の間がむずむずすることがあったので、健診のオプションで調べてもらった結果です。

診断結果を持って泌尿器科にも行って調べてもらいましたが、肛門からの触診で「軽く大きくなり始めてますなぁ」と先生。「今後はたばこ、お酒、刺激物は控えてくださいね」との忠告ももらいました。せっかくのご忠告でしたが、激痛のため「ハ、ハイィ~」という変な声しか出ませんでした…。

薬局で前立腺の腫れや炎症を抑える「セルニルトン」という薬を処方され、内股歩きでの帰りがてら、前立腺とたばこの関係を調べましたが、スモーカーには結構なリスクがあるらしいことが分かりました。

たち悪く、予後が厳しい

Faucet and cat前立腺癌に関するレポートはアメリカ医師会誌「JAMA(The Journal of the American Medical Association)」に掲載されたもので、米ハーバード大研究者らによる追跡調査のまとめとして「喫煙と前立腺がんの生存と再発(Smoking and Prostate Cancer Survival and Recurrence)」というタイトルで報告されています。原文はこちら

報告のまとめは以下の通りです。

研究チームは1986~2006年までの20年間、前立腺がんと診断された5366人を対象に追跡調査した。診断の時点での喫煙状況と、その後の経過との関係を調べたところ、試験期間中に1630人が死亡した。

亡くなった患者のうち524人が前立腺がんで、416人が心血管疾患だった。878人からは生化学的再発(手術や放射線治療を受けた前立腺患者の前立腺マーカーPSA(前立腺特異抗原)が上昇すること。一般的に再発を意味する場合もある)が確認された。

たばこを吸わない人と比べて、喫煙者の前立腺がんによる死亡リスクは1.61倍、生化学的再発リスクも1.61倍、ステージT1~T3の前立腺がんになるリスクは1.80倍、総死亡リスクは2.28倍、心血管疾患による死亡リスクは2.13倍と、いずれも喫煙者のリスクが高くなっていました。

禁煙10年以上でリスク低減傾向

私の場合は「前立腺肥大症の疑い」なので、がんとは直接の関係はないとされますが、ちょっとドキリとされられる数字でした。もともとアジア人は発症リスクも低く、治癒率も高い傾向があるそうですが、アメリカでは男性のがんで2位にランキングされ、日本でも食生活の欧米化などに伴い近年患者が増えているそうなので油断はできません。

レポートでは「禁煙10年以上経つと、前立腺がんによる死亡リスクは0.60倍まで低下していた」とも報告されていますので、前立腺に不安があれば、早めにたばこをやめるにこしたことはありませんね。

私は禁煙3年目なので、前立腺肥大症に効果があると報告されているノコギリヤシでも飲みながら、がんリスクが早く低下してくれるのを待つことにします。

小林製薬の栄養補助食品 ノコギリヤシ
by カエレバ

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