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「メタボ=肥満」は間違い?! メタボ+タバコ=「メタバコ」の怖い方程式

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中年男性がちょっと突き出たお腹をさすりながら「最近、メタボで」という光景。ここんところ、よく見掛けます。私も他人事ではないですが、よく聞いていると「メタボ=肥満」と思っている方が多いように感じます。

でも、実際はメタボの語源「metabolic(メタボリック)」には「肥満」や「デブ」といった意味はありません

なんて、偉そうにいう私自身、勤め先の産業医によるセミナーで学んだのですが…。今回はメタボを中心にタバコとの怖い方程式について紹介します。

メタボ+タバコ=メタバコの考え方

fatdog「メタボリック」の本来の意味は「物質交換」、人間の体で言えば「新陳代謝」のことです。一般に「メタボ」と呼ばれるのは「メタボリック・シンドローム」で「代謝症候群」というのが正式です。

「代謝症候群」と言われるとなかなかピンときませんが、簡単に言えば「肥満などによる内臓脂肪の蓄積に加え、高血圧、高血糖、高中性脂肪、高コレステロールなどの危険因子が複合的に重なって、糖尿病や心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病のリスクが高い状態」のことです。

このメタボとタバコが重なる「メタバコになると。脳梗塞や虚血性心疾患のスーパーハイリスクになる」と説いているのが、大阪府立健康科学センター健康の中村正和さんです。

中村さんたちのグループが製薬会社ノバルティス・ファーマの委託を受けて作成した『特定健診&特定保健指導における禁煙支援マニュアル』によれば、

  • 1) 喫煙しているとメタボリックシンドロームになりやすい
  • 2)喫煙+メタボリックシンドロームで動脈硬化性疾患のリスクがさらに上昇
  • 3) 喫煙は糖尿病になるリスクを高める

とされます。詳しくはマニュアルをご覧になっていただくとして、メタボとたばこに特化してみていくと、たばこに含まれる一酸化炭素が血管を収縮されるほか、糖代謝障害や脂質代謝障害、凝固・線溶能の亢進などの作用がみられ、とにかく血管を細く脆くして詰まらせる働きが確認されているそうです。結構、怖いですね。

今回のまとめ

中村さんは同マニュアルの中で

「肥満と並んで喫煙は多くの病気の原因です。生活習慣病の予防対策のためには、メタボリックシンドローム対策と喫煙対策は「車の両輪」であり、両者を組み合わせることにより、生活習慣病の予防だけでなく、医療費のより確実な節減が期待できます」

と指摘して、喫煙者であるメタボさんに対しても、痩せるよりも「まず禁煙という指導が大事」と訴えています。以前の記事で「禁煙すると太ってしまう8つの理由」をまとめましたが、禁煙での体重増加は一時的なものとされますので、「メタバコ」の恐怖の方程式から逃れるために、まずは禁煙への第一歩を踏みだしてみてはいかがでしょうか。

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