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低ニコチン、低タールのたばこって実はかなりリスキー。

投稿日:2012-11-02 更新日:

「体のことを考えて、1㎎のたばこにしたよ」。アラフォーのおじさんあたりが、こんなセリフを言うと、最近の健康志向の高まりを受けたごく自然な流れに見えます。タール1㎎、ニコチン0.1㎎。いわゆる「なんたらワン」シリーズ。これが低ニコチン、低タールをうたったたばこに多くみられる数値のようですが、果たして「1㎎」という選択は「5㎎」や「10㎎」からの銘柄変更で、体にどれだけプラスになるのでしょうか?

低タール、低ニコチンがかえって危険な理由

結論からいえば、低ニコチン、低タールのたばこに変えても健康リスクは「よくてトントン」、最悪「マイナス」ではないか個人的には思っています。そう思えるのは大きく3点の理由があるのです。

1:深く強く長く吸う恐れ

よく指摘されるのは1㎎のたばこは「軽いテイスト」がセールスポイントである分、当然、吸い込んだ時の「キック感」(のどにグッとくる感じ)が弱い、という点です。いくら吸っても「ガツン」という喉ごしが乏しいため「深く、強く、長く吸ってしまう」という恐れがあります。

そもそも、「1㎎」という表示の根拠は機械による人工的な喫煙条件下で測定されたものです。測定方法は、たばこ事業法に基づく財務省令により、国際的標準(ISO方式)に準拠した方法です。

ですが、1㎎のタバコにはたばこの煙に空気を混ぜ込むために、フィルターの継ぎ目の辺りに無数の穴が開けられており、ここでニコチンやタールの量を調整しているだけです。実は「タールが1ミリしか含まれていない」という意味ではないのです。

2:キック感を出すために添加物増量の可能性

ニコチンやタール自体にはもともと刺激感があまりないと言われます。もともと少ない刺激感をさらに低量化してしまうと、まるで「ストロー」のようなスカスカした味わいになってしまいます。これでは売れるものも売れません。ここで添加物の増量説が浮かび上がります。

Breath

tpsdave / Pixabay

アンモニア・テクノロジーに関する記事でも触れましたが、たばこには味、刺激、臭い、燃焼などなどの理由で大量の化学物質が添加されています。低タール、低ニコチンではたばこ会社がこうした添加物を増量して、キック感を人工的に強化して、生み出しているという可能性も否定できません。

せっかく低タール、低ニコチンに代えても、これでは「たばこ風味の有害化学物質」を吸っていることになってしまい、健康リスクをさらに高めてしまう恐れもあります。

3:本数が増えたり依存度が増す恐れ

スモーカーがたばこを吸って満足するニコチン量はそれぞれ決まっているとされます。ニコチン漬けになったたばこ脳は、一定量受け取らないと、すぐに「ニコチン足りない」と信号を発して、たばこを吸わせようとします。ですから、低ニコチンたばこに切り換えた時は、「たばこの本数を減らすか最低でも同じ本数に抑える」努力も同時に始めないと、たばこの本数が増える懸念が出てきます。

もし、仮に「わたしはすんなり1㎎たばこで満足できたよ。本数も増えていない」という人がいれば、それはある意味考え物ともいえます。肉体的にはニコチンが足りているのに、それでも、たばこを欲しがるということですから「心理的な依存」の方が問題になっている可能性が高まります。心の禁煙は、体の禁煙よりも癖や習慣行動として意識レベルに深く組み込まれているので厄介です。

まとめ「減煙は難しい」

最後に低タール、低ニコチンたばこの注意点をまとめておきます。

深く吸ったり、長く肺にとどめるとかえって影響大

軽いからと本数を増やすのは本末転倒

普通の銘柄より有害添加物が多い恐れ

体への負担はさほど軽くなっていない

筆者の持論は「減煙できる人は禁煙できる人」です。人間には耐性と慣れがありますので、どうしても「より強い刺激」「より深い快楽」を求めて依存を深めてしまいます。減煙できる人はその心理傾斜に落ちない強さがあるのですから、むしろ禁煙の方が簡単すら思えてきます。あなたはどう思われますか?

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