気付いてますか? 禁煙成功までの「山」と「谷」

「どうして世の中は禁煙できる人とできない人に分かれるんだ!」。何度目かの禁煙失敗…。泣きながらたばこを吸っている方少なくないと思います。本当にあっさりスッパリとやめられる人がいる一方で、病気になっても吸い続ける方もいます。この違いは一体どこにあるのでしょうか。

ひょっとして「山」「谷」がある?

筆者が考える両者の違いは、ひとつに「山」あるいは「谷」の存在があるのではないかと睨んでいます。あくまで個人的な見解に基づく仮説なのですが、禁煙初期段階の「体」の山、もう一つが禁煙中期以降に現れる「心」の山です。そしてそこの二つの壁の間に横たわるのが「谷」です。図式にするとこんな感じでしょうか。

禁煙

う~ん、素人感丸出しのグラフ…。それはさておき、時間の推移にそって、原点から左側へと見ていきます。グラフ左側の「山」が「体の禁煙」で起きる喫煙衝動の山です。強い衝動ですが、期間が短く、力業で禁煙を継続できるというパターンも少なくありません。

公共施設での禁煙を守るとか、電車、飛行機での移動時にたばこを吸わないといった一時的な禁煙もここに含まれると思います。

そしてその体の山を抜けると、いっとき「谷」が訪れます。「たばこ吸わなくてもいいんじゃね?」「禁煙できちゃうんかも?」という期待が膨らんでいきます。

そして訪れる「心の山」です。ここは「体の山」ほどの強い喫煙衝動ではありませんが、じわじわと右側へなだらかに続いていく執拗さがあります。ここが曲者です。嫌ですね。

本当に必要なのは治療…?!

減煙の方が難しいという記事でも触れましたが、減煙が難しいのは、実は「心の山」にネックがあるのではないかと筆者は思います。

ニコチンの体内濃度からいえば、「谷」を超えられた時点で相当量のニコチンは体が抜けている可能性が高く、それでもなお、たばこが吸いたいようと思うのは精神的な依存の問題が過分に含まれている恐れも否定できません。

「体の山」を超えていく分には、物理的にたばこから離れるだけで一時的な禁煙は達成可能です。もちろんこのまま「谷」を超えても「心の山」がなく、スッとやめていける人達も存在します。冒頭で触れた「あっさりスッパリ禁煙できちゃう人」がこの層に該当しますね。

photo credit: DSC08484 via photopin (license)

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ネックなのは心の山になるのかもしれません。強度の依存状態にあれば、そこからの脱却は薬物やアルコールと似て、とても苦しくつらいものになる方も多いでしょう。

「ゆる禁煙」を提唱する筆者ですが、もし、ご自分が「心の山」で彷徨っていることを実感するのであれば、一度、医師のもとを訪れて適切な助言をいただくのがよいかもしれません。

「たばこぐらい…」。とたかをくくっていたとしてもなかなかに禁煙にたどり着けない…。実はそれはあなたに本当に必要なのは治療である、ということもありえます。

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