iQOS? glo?なんだか人気だけど、やっかいなのができたの感

iQOS(アイコス、フィリップモリス)、glo(グロー、BAT)、Ploom TECH(プルーム・テック、JT)など加熱式の電子たばこが続々登場して、しかも品薄状態が続いています。従来の紙巻きたばこの出荷本数は減少の一途をたどっており、いずれは加熱式に集約されていくような気配も漂っていますね。

有害物質9割カットらしいんですが

これらの加熱式電子たばこ、うたい文句は「くさくない」「煙が出ない」「体への負担が少ない」といった辺りですが、まあ確かに隣で吸っている方がいても香ばしい薫りがするばかりで「お茶かなんか沸かした?」と感じる程度です。飲み会の席でもたばこの匂いに悩まされることもなく、「周囲への迷惑という部分では大幅に軽減されている」でしょう。

tobacco

Pexels / Pixabay

フィリップモリス社によれば、有害物質は従来比で9割カットされているそうです。とはいえ、とはいえですが、「ニコチン」が含まれているのはなかなかに曲者です。ニコチンには依存性がありますし、血管を収縮させる作用もあります。もし、禁煙希望者が「周りに迷惑かけないんだったら、このまま吸えるからたばこ続けよう」というのであれば、これは相当やっかりな代物になってきそうな予感があります。

駆け込み寺ではないような気がします

かつて、タール1㎎をうたった「ライトテイストのたばこ」がブームになったことがあります。ぶっちゃけ従来品よりフィルターに通気口が増えている銘柄がほとんでかなりリスキーな代物でした。このブームの裏にはスモーカーたちの「やめたいのにやめられない」「やめられないけれど、少しでも体に負担が少ないものを」という潜在的なジレンマを巧みに突いた画期的?な商品でしたが、加熱式もまた同様にたばこメーカーの戦略が巧みだなあと驚嘆しています。

加熱式たばこのブームの陰には「たばこから離れたい」「でも離れられない」という二律背反を抱えた悲しきスモーカーたちの駆け込み寺機能が潜んでいるような気がしてなりません。いくら体に負担が少なかろうが、煙がでなくて匂いがなかろうが、「たばこには変わりない」という部分は譲れないはずですが、心の中でどこかしら「加熱式だし、これならいいだろ?」と自分に言い聞かせながら、ある種の開き直りも感じられて少々不安です。

たばこは吸うも吸わないも自由ですが

加熱式たばこは一見、紙巻きたばこと比べて革新的なたばこのように見えますが、より明確に「ニコチン供給装置」に特化した機械であると感じています。私個人はたばこを吸うも吸わないも個人の自由と思っています。でも、禁煙希望者の中には健康や周囲への迷惑といった点で「自分ではやめたいわけじゃないけれど」と他律的にたばこを断念していた人もいるでしょう。こうした方たちが、加熱式たばこの登場でまたたばこ世界へ戻っていくとすれば、残念なようにも感じます。

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