楽しく禁煙するための「ドーパミンの出し方20」

禁煙が「できない」「長続きしない」。これは筆者自身が痛感していることでもありますし、禁煙を希望するスモーカーのみなさんから本当によく聞きます。

根本的な理由は、ニコチンによる体と心のタバコ依存にあるのは間違いないのですが、ではなぜ、依存から脱却できないのか、という点を突き詰めていくと、依存症の先に「つらい」「苦しい」というネガティブな感情があるような気がします。

当ブログでは、禁煙への取り組み姿勢として「ゆる禁煙」を提唱していますが、それも自分の経験から得られた「つらくて、苦しい禁煙はやめちゃいましょう」という考えに基づいています。

こうした提案をするのは、禁煙に限らず、何事においてもですが「つらくて苦しいものは長続きしない」というごく当たり前な理由からです。

でも、逆に考えると「気持ちよくて、楽しいものはいくらでも続けられる」ということですから、禁煙も「楽しいもの」「気持ちよいもの」にできると、そこに禁煙成功への扉が開くのではないかと思っちゃうわけです。

ドーパミン出していこう!

カギを握るのは「あの禁煙をどうやって楽しく、気持ちよく、楽しいものにするか」という点、つまり発想の転換です。

人間はどうしても、ダラダラと続くつらくて苦しい作業を喜んで受け入れることはできません。一般的に「つらくて苦しい作業」のことは「拷問」として認知されていますよね。「耐える」「我慢する」だけの禁煙が続かないのもいわゆる「拷問」に等しいからではないでしょうか。

もちろん、その拷問の苦しさの向こうになんらかの報酬や喜び、ご褒美、快楽があれば、マゾ的な意味合いも含めて考え方は変わってきます。拷問のように見える「宗教的な苦行」にでも、宗教者が自らみ喜んで身を投じるのも、その先に宗教的な開眼や悟りがあったり、「あぁこんな痛い苦行も耐えられる俺ってすごい」という自己満足であったり、神さまとの接触であったりという「ご褒美」があるためです。

つまり、苦行でもマラソンでも筋トレでも、部外者から見れば「苦しそう」「つらそう」と思える行為でも、別角度やもうワンステージ上から見た「気持ちいいじゃんコレ!」「もう1回やりましょうよ!」という視点が加わると、目的だった苦行やマラソン、筋トレそれ自体が「気持ちよさ」を具体化するための「手段」に変わっていくということになります。

この「気持ちいい」「楽しい」「面白い」「やるぞ!」といった感情を生み出すもののひとつが、快楽ホルモンとも呼ばれる「ドーパミン」にあります。禁煙することで、それまでたばこによって脳にもたらされてきたドーパミンが止まるので、ただでさえ「禁煙=苦しい、つらい、不幸せ」ととらえがちなのですが、禁煙とドーパミン放出を上手く組み合わせられれば、禁煙に対するネガティブな感情も緩和できる可能性があるとも思えませんか?

ドーパミンを出す方法

では、ドーパミンをどう出していくかとなりますが、基本的に新しいことや体・心にいいこと、ドキドキやワクワクすることがあてはまります。たとえば、下のような感じです。

  • 笑う。作り笑いでもウソ笑いでも効果

  • 美人やかわいいものを見る(写真でも画像でもOK)

  • 恋をする。片思いの相手を思い浮かべる

  • 感動する映画やテレビ、本などを鑑賞する

  • ウォーキングやストレッチなど体を動かす

  • 夢中になれる趣味に没頭する

  • 褒められる。人に親切にする

  • 何かしたことでご褒美をもらう

  • 通学、通勤、買い物などは別な道を通る

  • いつもと違う店にいく

  • とにかく出掛ける。旅行に行く

  • 変装する(メガネ、ヘアアレンジ、メーキャップなどを変える)

  • ドーパミン物質を高める作用のあるチロシン(アミノ酸の一種)を多く含む食品を食べる

  • (バナナ、ごま、納豆、乳製品、バナナ、アボガドなど)

  • 緑茶を飲む。少しぬるめがおすすめ。

  • 軽くお酒を飲む

  • アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク(モーツァルト)を聴く

  • 好きな歌を歌う

  • 声に出して自分をほめる

  • マッサージしてもらう

  • 夜はぐっすり寝る

  • (22時~2時に熟睡していることが理想)

    「禁煙=気持ちいい」の組み合わせを見つけていく

    次は禁煙を「気持ちいい」「楽しい」と結び付けていく方法です。まずタバコがなくても平気な環境作りに向けて手っ取り早いのは「モーツアルト、特にアイネ・クライネ・ナハト・ムジークを聴く」でしょうか。

    このモーツアルト説はひところ有名になった「モーツアルト効果」によるものでしょうが、脳研究で有名な須藤伝悦筑波大教授の著書「モーツアルトが求め続けた脳内物質」という書籍でも詳しく取り上げられています。

    ↓下の動画は48分超、モーツアルトばかりが流れます。BGMにどうぞ!

    さらに、ドーパミン放出を促す方法に従って、たばこが吸いたくなった時は「禁煙できてる私ってすごいじゃん!」と大げさなぐらいに声を出して自分を褒めてみましょう。追い打ちを掛けるように「禁煙するともっとキレイになれるよ!」「体動かすのが楽々になる」と禁煙のメリットを連呼して、どんどん「禁煙が気持ちいい」というパターンを体と心に染み込ませていきます。

    コツは「つらい」「苦しい」の向こうに「楽しい」「気持ちいい」「ドキドキ」「ワクワク」なことを持ってくることですから、喫煙衝動が強い時には、場合によって、より本能的にちょっとセクシャルな刺激というのも有効かと思われます。

    Board Princessどうしようもなくなってきたら、とにかく「体を動かす」とドーパミンによりたばこへの渇望は緩和されていきます。部屋の真ん中でイスに座って、じりじりと「たばこ吸いたい」「いや我慢」と耐えるよりは、思い切って散歩にでも出掛け、外から新しい刺激をガンガン受ける方が禁煙成功の確率はぐーんと高まるのではないでしょうか。

    参考サイト

    http://homepage1.nifty.com/konohana/index.htm

    http://www.sunmarie.com/msn_renka/index18.html

    http://www.health.ne.jp/library/3000/w3000753.html

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