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職場の禁煙セミナーで参加者の8割がビクついた、医師の鋭い指摘

投稿日:2013-04-25 更新日:

勤め先での社員セミナーが先だってありました。

定年後のライフプランを相談したり、職場のハラスメントに関して勉強したりと、いろいろ自分で選択できるセミナーでしたが、筆者は禁煙サポーターという手前、弊社契約の産業医が講師となっている「職場での喫煙と生産効率」を受講しました。

テーマがテーマだけに会場となる第2会議室に集まってきたのはスモーカーの面々60人超。事前に実施したアンケートでは「たばこをやめたいと思っている」という答えが9割を超えていたそうです。

さて、講座の前半は産業医がパワポでサラリーマンの健康とたばこの害などを優しく穏やかな語り口で説明していたのですが、続く質疑で中年社員の1人が「私、ほんとうに止めたいんですよ、たばこ。でも止められない、どうしたらいいですかね」と質問すると、産業医の顔がサッと一変しました。

魔法なんて存在しない

「本気でおっしゃってますか?」

産業医の言葉には明らかに怒気が含まれてます。筆者は10年以上の長い付き合いの医師ですが、あんな怖い顔をみたのは初めてでした。

「えぇ、本気ですよ。たばこ、もう今にもやめたいですー」
「あのねぇー」

社員の言葉が言い終わないうちに医師が被せてきました。

「口先でたばこ止めたい止めたいって人、本当多いの。でも、みんな全然行動しない。本当、見事に全然動かない

「もちろん、依存症ですから止められない、止めにくいってのはありますよ。だからってね、魔法みたいに1,2、3でハイ、たばこやめられましたってはならないの。まず、自分がたばこ止めるって決めなくちゃ」

「医師としては止めるって決めた人をサポートすることはできるけれど、止めたいなぁぐらいじゃどうにもならない」

一度でも禁煙チャレンジした経験は?

レコーダーで録音していた医師の言葉を許可をもらって書き起こしていますが、なかなかの迫力と説得力です。ここで、さきほどの社員が再び口を開きます。

「いや、先生、たばこ止めたくない人に止めさせるのは難しいと思います。でも、私は現にこうしてたばこをやめたいと思っている。思っているのにやめられない。これはなんなのかなと、医学の限界ですか?」

「甘いこといってんじゃないよッ! 依存症から抜け出すには本人の決断がいるっていってんの! 思っているのにやめられないってのは、ちゃんと決断してないからじゃないの?! いいですか? あなた一度でも禁煙実行したことありますか? あるいは禁煙外来を受診したことありますか?」

「ーーいえ、ありません」

「ほら、そうでしょう? ここにね、今日の講座前にやったアンケートありますけどね、ほとんど、みんな「たばこ止めたい」ってところに○してる。でもね、その後ろの質問みると、みんな動いてない、実践してない、決断してないーー。」

「結局、禁煙してないじゃないですか! みんな思ってるだけですか?」

会議室中に響き渡る医師の大声に50人ぐらいが、ビクッとなったでしょうか。
「先送り、先送り、どんどんどんどん先送り。もうね、禁煙もダイエットも勉強も仕事もみんなね、先送りやめたらガーンと行きますよ。あなたもね、ぜひ、禁煙すると決めてください。そしたら、私、全力で支えて成功させてみせますよ」

社員はもう反論できず、小声で「ありがとうございました」とだけ言って座りました。

目指す頂上、それは「禁煙」

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録音はここまでですが、なんか、すごい迫力でした。なんとなく筆者個人としては「あれ? そもそも、やめたいのにやめられないのが依存症ではないのかな?」とも思ったのですが、あの剣幕に口を挟むことはできませんでした。

かいつまんでいえば、この産業医は「まず禁煙を決断することが出発点」ということです。「手持ちのたばこが無くなったら禁煙しよう」とか「1日になったら禁煙しよう」とかいうのはダメ。ズルズルの未練を断って、ちょっとずつでもいいから決断して進む。

筆者の考える「ゆる禁煙」とはまた違う禁煙のスタイルかもしれません。でも、登山口は違えども、禁煙成功という頂上を目指すのであれば、産業医の考え方も力も沸きますし、ありかなと思えます。

ファイトです、みなさん、まずは一歩、勇気ある一歩を踏み出してみませんか

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