太ることを恐れずに! 禁煙して体重増えても健康に効果あり!

当ブログ断トツの人気記事に「禁煙すると太ってしまう8つの理由」がありますが、禁煙すると太るというケースは実感としても、とても多いです。

でも、もはや「たばこをやめると太るので健康に良くない」→「だから私は吸い続ける」という考え方は通用しなくなりそうです。

「禁煙をして、たとえ太るとしても健康に効果あり」とする研究論文がこのほどアメリカで発表されました。ジャーン。

太るけど心血管疾患はほぼ半減

belt論文は当ブログでもおなじみの米医学誌「Journal of the American Medical Association(JAMA)」の「2013 March 13号」に掲載されました。

論文タイトルは「Association of Smoking Cessation and Weight Change With Cardiovascular Disease Among Adults With and Without Diabetes」(成人糖尿病患者とそれ以外の成人における、禁煙と体重増加の関連)」です。

論文によると、調査は1984~2011年にかけてマサチューセッツ州フラミンガムに住む3251人を対象に実施されました。3251人をグループ分けして、「非喫煙者」「禁煙して4年以内」「禁煙して4年以上」に分けて追跡調査しています。

その結果、心血管疾患(総CVD=冠状動脈性心臓病、脳卒中、末梢動脈疾患、及びうっ血性心不全を含む)は631人が発症していました。

4年平均での体重増加は「4年以内に禁煙した人」(非糖尿病2.7㎏増、糖尿病3.6㎏増)に顕著で、「禁煙して4年以上」(0.9㎏増)の人よりも、やはり体重は増えていたのですが、心血管疾患リスクは喫煙者の0.47倍まで低下していました(ちなみに「禁煙して4年以上の人は喫煙者の0.46倍、非喫煙者はさらに喫煙者の0.3倍だったそう)

必ず太るとは限らない模様

今回の論文では「禁煙すると太りがち、でも健康には良いみたい!」というのが裏付けられたのですが、イギリス「BMJ」に掲載された論文では「太るかどうかは個人差が大きいんじゃないか?」というまとめ論文も発表されています。

こちらの論文は、医学論文から62人分のデータを抽出してまとめ挙げたものですが、禁煙後の体重増加(平均)は、1カ月後で1.12㎏,1年後で4.67㎏となっている一方、体重が減った人も16%存在するなど「禁煙すると体重増える人多いけど、増えたり、減ったりの違いにばらつきあるから、もっと調査してみないとよくわからん!」というレポートとなっています。

単純に考えてみましょう

以前、まとめた記事では「たばこを吸っていても太るケース」があることも紹介しています。

ここで、もう一度シンプルに考えてみます。

太るのが嫌だからといって、たばこを吸い続けても絶対健康にはなりません。逆に、たばこをやめると体重は少し増えるかもしれませんが、病気のリスクが減って、より健康になります。どっちがメリット大きいかは明らかだと思いませんか?

スポンサードリンク

コメントを残す

このページの先頭へ