喫煙衝動やパニック、ストレスを解消する脅威の呼吸法

禁煙に挑戦すると心理的、身体的にいろいろな変化が訪れます。呼吸が楽になったり、ご飯が美味くなったりというプラス面だけならよいですが、イライラや頭痛、眠気、抑うつなどマイナス面を訴えるケースも少なくありません。

当ブログではこうした負のニコチン離脱症状を緩和させる手段として、呼吸法自律訓練法を紹介してきましたが、今回はさらにパワーアップさせたような脅威の呼吸法を紹介したいと思います。

ロシア格闘術「システマ」から学ぶ

システマその呼吸法はロシア格闘術「システマ」にあります。「システマ」はロシア特殊部隊スペツナズにも採用されている武術で、呼吸法による脱力の構えを基本に、しなやかで素早い動作で身を守るのが特徴です。

創設者は元スペツナズ隊員のミハイル・リャブコ氏です。リャブコ氏はスターリンのボディガードから護身術を学び、それを自身の戦闘経験を元に「システマ」として発展させたそうです。

格闘術ではありますが「生きて帰ること」が大前提となっていて、攻撃よりも防御、そして呼吸をとても重視しています。
システマの基本4原則は以下の通りですが、まず最初に呼吸に触れていることからも、その重要性が理解できると思います。

  • Keep breathing
  • (呼吸し続ける)

  • Stay relaxed
  • (リラックスを保つ)

  • Keep straight posture
  • (姿勢を真っ直ぐ保つ)

  • Keep moving
  • (移動し続ける)

より深くリラックスする

では、その肝心の呼吸法なのですが、日本で2人目のシステマ公認インストラクターの北川貴英さんによると、

  1. 息を吸いながら全身の筋肉を緊張させる
  2. 息を止め、力が抜けているところを見つけ、緊張させる
  3. ゆっくり息を吐きながら全身をリラックスさせる。
  4. ※これを繰り返す

  5. 終えるときに、エクササイズの余韻を感じるようにする

という流れになっています。実際にやってみると分かりますが、いったん緊張させてから弛緩という感覚は、単にリラックスしようと意識するより深いリラックスが得られます。

システマの呼吸法は「システマ・ブリージング」と呼ばれ、日本の合気道にも似て、とても奥が深いものですが、基本的には鼻から吸って口をすぼめながら息を吐くというのがセオリーです。

脅威の呼吸法まとめ

ストレス、パニックを消す!最強の呼吸法 システマ・ブリージング

北川 貴英 マガジンハウス 2011-11-17
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私の個人的な体験なので断言はできませんが、この本で紹介されている呼吸を実践すると私は寝てしまいます。勤め先での嫌なことや不安、焦燥感などお構いなしに寝落ちしてしまいます。

日本人による日本語での紹介なので、文章も分かりやすく翻訳と違ってニュアンスの相違もないので、すとんと腹に落ちてきます。

ニコチン依存における喫煙衝動もひとつの波がおよそ3分と言われますが、システマ・ブリージングをマスターすれば、受け流してしまうことはそれほど難しくないといえるかもしれません。

禁煙だけに限らず、ビジネス、勉強、恋愛、家庭生活、対人関係などあらゆる局面で応用可能な呼吸法なので、ぜひチャレンジしてみてください!

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3 Responses to “喫煙衝動やパニック、ストレスを解消する脅威の呼吸法”

  1. 森川 佳子 より:

    15秒数えるですか?障害者なので、リラックスとか、伸びをする事は、無理なのです。精神的な病気も、持っていますし、神経質で、歩くのもままならないし、足の障害のリハビリ治療をする予定で、禁煙をしないと、駄目だと思うので、睡眠障害が、あるし、悩んでいます。

    • polaris より:

      コメントありがとうございます。15秒数えるのは数えるのですが、なるほど、障害のある方には配慮の足りない記事になってしまいました。おっしゃる通りですよね、心身の病気の状況によっては思うままにならない部分あり、寄り添って考える視点が私の方に欠けていたかと思います。私自身、専門的に医学を学んだわけではないので治療に関わるようなお話はできませんが、心の持ちようとしては「あれもできない」「これもできない」とできないことを探すより、「私はこれができる」「こっちは達成できた」とできること探しをすると気分的に楽になるのではないでしょうか。

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