禁煙外来の治療の流れ

禁煙外来での治療プログラムは原則3カ月間で終わる仕組みです。この90日間のミッションをどのようなプログラムにするかは、初回でニコチン依存症の度合いを診た医師の判断や病院の設備などによりますが、おおまかに次のような流れになります。

  1. 受診1回目(スタート!)
    • ニコチン依存症スクリーニングテストなど、禁煙外来の保険適用条件を満たすかを確認し、医師の問診を受け、依存度合いや喫煙歴、禁煙の関心度などがチェックされます。
    • さらにリーフレットに基づいて治療方法や期間の説明や、ニコチンの怖さを知る禁煙啓発DVDを見たり、呼気の一酸化炭素濃度の測定したりした後、禁煙開始日の決定(最大で1週間後に設定する)と禁煙誓約書への署名をします。
    • 治療のための禁煙補助薬(ニコチンパッチやチャンピックスなど)の処方を受け、次回診察日の決めておしまいです。

    ※初診は結構、時間が掛かるので予約するか、時間的余裕を持って来院してくださいね

  2. 受診2回目(14日後)
    • 1回目からから14日目(2週間)後に再び受診して、医師のカウンセリングを受けます。
    • 呼気一酸化炭素の測定を行い、必要度合いによって禁煙補助薬の追加を受けます。一酸化炭素濃度を測定すると、隠れて一服していたかどうかはすぐ見抜かれます。
    • 医師から「この根性なしがッ!」と怒られるのが嫌で、2回目以降、受診しなくなる人が多いそうですが、医師はお見通しですので、気にしないで「吸っちゃいましたけど、禁煙したいです」と告白してでも、受診を継続していく方が断然いいと思います。

  • 受診3回目(1カ月後)
    • 医師のカウンセリングを受けます。
    • 呼気一酸化炭素濃度を測定すると、早い人でたばこを吸わない人と同レベルを取り戻しています。
    • 体の禁煙の記事でも触れましたが、この辺りになると、肉体レベルではニコチンはほとんど体外に排出されていますので、後は、脳に巣くうニコチンの残像との闘いだけです。

  • 受診4回目(2カ月後)
    • 3回目と同様に医師のカウンセリングと、呼気一酸化炭素濃度の測定を受けます。
    • ここまで禁煙を継続できていると、明らかに体が元気になっているはずです。咳とか痰とか軽くなりますし、「お、なんか体軽い」と実感できますよ。
    • ただ、「1本ぐらいいっか」と油断を生じやすい時期でもありますので、カウンセリングでは、離脱症状の有無や対処法などの相談もしておきましょう。

  • 受診5回目(3カ月後)
    • 禁煙外来での治療プログラムでは、最後の受診です。
    • 禁煙生活が続いていると、だいぶ他人のたばこの煙が苦手になってくるころです。本当に煙や吸い殻の臭いとか、とても敏感になります。たばこがない状態での生活リズムが生まれて、「禁煙できてる!」という達成感も半端じゃありません。
    • 医師とのカウンセリングでは、このまま禁煙を続けるための方法などにアドバイスがもらえ、万が一のために禁煙補助薬が処方される例もあります。

    cheerleader ここまで来て、3カ月無事に乗り切れば認定証がもらえます。おめでとうございます! ちなみに、保険適用で禁煙外来を受けると、再び保険を使った禁煙外来は1年間できませんので、ここでスパッと決めてしまいましょう!

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    One Response to “禁煙外来の治療の流れ”

    1. […] 禁煙外来で、ニコチンパッチやガムを使った「ニコチン低減法」が取られるのも、こうした脳のリハビリのロードマップに治療プラグラムが作られているからなんです。 […]

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