禁煙外来の保険適用条件ってどんなもの?

禁煙外来について概略は説明しましたが、今度は保険適用(自己負担3割)を受ける条件をみていきましょう。あ、もちろんなのですが、禁煙外来で病院に行って条件クリアなら、即医師の診断を受けますので、健康保険証は持参しましょう。

さて、病院で受付の方に「禁煙外来」である旨を告げると、まずは次の4条件を確認されます。

禁煙外来時に確認される4条件

  1. 禁煙を希望する

  2. ブリンクマン指数が200以上

  3. ニコチン依存症スクリーニングテスト(TDS)で5点以上

  4. 禁煙治療の説明を受けて同意(宣誓書署名)

  5. ※このほか、病院によっては別途、問診票記入や一酸化炭素濃度測定なども行います

ここででてくるブリンクマン指数ですが、どれだけニコチンに曝されてきたのかを測る指標で、

  • 1日当たりの平均本数×喫煙年数=ブリンクマン指数
  • で求められます(いかにも国際基準っぽいですが、日本独自の指標なのだそう)。pug一般には「400を超えると肺がんの危険が高まる」とか「1200以上で咽頭がんの危険」などと言われます。ちなみにブリンクマンはアメリカの臨床医さんだそうです。

    さらに、続く「ニコチン依存症スクリーニングテスト(TDS)」ですが、これは、ちょっとしたアンケートみたいなもので(喫煙者にとっては非常に耳に痛い項目ばかりですが)依存度合いの目安として用いられています。下に紹介しますが、これは多分、「あえて聞かなくても分かっていることなんだけどさ、いちおう、あらためて依存度合いを自覚させるためのステップつうことで」ということなんだと思います。

    ニコチン依存症スクリーニングテスト(TDS)

    1. 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。

    2. 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。

    3. 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。

    4. 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)

    5. 4.でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。

    6. 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。

    7. タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。

    8. タバコのために自分に精神的問題(注)が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。

    9. 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。

    10. タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。

    本文は社団法人「日本循環器学会」の「禁煙治療のための標準手順書」より

    このスクリーニングテストで5つ以上該当するとニコチン依存症と判断されます。いやもう、これたいがい「10点満点」なんじゃないかと

    以上の4条件を満たし、必要書類に署名をすると、いよいよ禁煙プログラムのスタートです。

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