身体メカニズムで考える「禁煙と便秘」の意外な関係性

「健康のひけつは快眠、快食、快便にあり」と昔から言われてきました。最近ではこの3要素に、「じんわり汗をかく程度の軽い運動」を加えることで、アンチエイジングにも有効だという考え方が主流になってきていますね。

これら4つの要素はどれもが密接に繋がっていてプラスの相乗効果を生み出してくれる一方で、どれかが欠けると穴の開いたナベ状態となってしまい、身体機能がうまく働いてくれないという面倒なものでもあります。

スモーカーにとっては、たばこ自体が既にハンディとなっていて、4要素をすべてクリアするのは至難の業ともいえますが、禁煙を続けていくことができれば健康を取り戻すことも決して不可能ではありません(私も禁煙に伴い太りだしたの機にウォーキングなどをしていますが、間違いなく5年前の自分よりフィジカル、メンタルでタフになっているという自信があります)。

ただ、禁煙に伴って起きる体調の変化で厄介なものもあります。「禁煙すると便秘になる」というケースです。特に女性スモーカーに多いのですが、どうしてたばこをやめると排便が難しくなることがあるのでしょうか? 今回は「禁煙と便秘」のメカニズムを考えてみたいと思います。

刺激がなくなるので排便困難に

troubleたばこを吸うことで体内に取り込まれるニコチン。これには血管収縮作用があります。朝一番にたばこを吸うと便意を催すというのは、胃腸に張り巡らされた毛細血管がニコチンによって刺激され、収縮するためとされます。

もともと人間の身体は自律神経の働きにより自分で便を出すメカニズムを備えていますが、たばこ脳と同じく、外部からのニコチン補給に依存するようになってくるとたばこを吸わないと便ができないという悲しい仕組みができてしまいます。

ですから「たばこを吸うと出る」のではなく「吸わないと出せない」状態というのが正しいという逆説的な関係が生じてしまっています。この依存構造のために、スモーカーが「禁煙すると便秘になる」という結果を招いているわけですね。ちょうど、毎日、たばこを便秘薬代わりにして排便しているとも言えるかもしれません。

便は出すもの

禁煙による便秘は、身体からニコチンが抜けていく1週間から3カ月程度の過程で元に戻っていくことが多いといわれますが、難しいのは女性などに多い生まれつき便秘体質という方の場合です。たばこを止めることでいよいよ日単位から週単位での本格的な便秘になってしまうというつらい話も珍しくありません。

快便のためにたばこに再び手を出すというのも変な話ですが、ひどい場合には本当に地獄の苦しみになりますので、たばこの前に医師の診察を受けるのが大事です。

予防的な措置としては昔から色々な方法がありますが、私は体験上、「快眠、快食、快便+軽運動」の相互補完を使うのが身体のメカニズム正常化を加速させて、身体に負荷が少ないやり方だと感じています。

やはり普段取る食事から水分、食物繊維、乳酸菌、オリゴ糖などを組み合わせるようにして、するりと便を出すために腹筋を強化する軽運動を取り入れていくのが自然だと思います。便秘に効くツボやお腹マッサージなどは有効でしたが、やはり「便は出すもの」なので、そのために「身体に何かを入れる」というのは本末転倒があり、どうしても依存を生みやすいので、「するりと出る仕組み・習慣」を作っていくのが肝心ですね。

【参考動画】

【筆者には効果があったマッサージ】

【わずか6分で腹筋を崩壊させられた動画】

【上とは別な意味で腹筋を崩壊させられた動画】

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