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たばこと病気 禁煙のデメリット

禁煙するなら覚えておきたい!薬を飲むときの注意点

投稿日:2012-11-06 更新日:

気管支が弱いのにスモーカーだった筆者ですが、禁煙したことで「薬の飲み方」に気を付けるよう医師から注意を受けました。「たばこ吸ってる人って薬の効きが悪い」のだそうです。一体どういうことなのでしょうか?

たばこと薬にどういう関係があるのか、一見関係ないように見えますが、実は体にとっては、もの凄く密接な関係があり、知らないでいると副作用に苦しめられる恐れもあるそうです。今回は、たばこと体、そして薬のお話です。

どんどん頑張る肝臓

たばこにはニコチン、タールに加えてアセトアルデヒドやアンモニアなどの化学添加物が含まれている話を以前紹介しましたが、体内に入ったこれら「毒物」を分解してくれているのが肝臓です。

スモーカーの肝臓はとても頑張り屋です。ニコチンによる血管収縮作用で全身の血流や内分泌系が停滞し、たばこに含まれる一酸化炭素で常時酸欠ぎみになりながらも、せっせと解毒作業を続けてくれています。文句も言わず、高い再生能力で最後まで頑張ろうとするので「沈黙の臓器」ともいわれるほどです。

この「肝臓の働き」が薬の効き目を大きく左右します。患者さんに薬を処方するとき、医師は問診や各症状を見た上で、副作用も考慮しながら「ちょうどよい効き目」の薬を選択します。初診からいきなり効き目の強い薬を処方する医師はまずなく、経過を診ながらベストの薬を探しながら定期的に処方いくのがほとんどですよね?

medicine drug

医師が強い薬をすぐにはくれないのは薬もある種の「毒」だからです。当然、毒物と同様、薬を飲んでも肝臓は忙しくなりますし、すでにハードワークに勤しんでいるスモーカーの肝臓であれば、超多忙な状態に突入して、毒物分解酵素の生産ラインはいよいよフル回転になります。

副作用が強く出てしまう

ここで問題になるのが、この状態でたばこを止めると、一時的に酵素生産過多になりますが、1週間もすると肝臓は「たばこの毒が来ないぞ。やったひと息つけるわ」と生産調整を始めて、酵素量を減らしてくるそうです。ところが、ここで薬の強さが以前のままだと、今度は分解されない薬の成分が体内に濃くなり、副作用の方が強く現れることになります。

公益社団法人「日本薬学会」にでは、定期的に薬を飲んでいる人がたばこを止めた際は医師や薬剤師に申し出るよう勧めています。同学会が注意を促しているのはとりあえず以下の三つですが、そのほかにも組み合わせや患者さんの症状により注意が必要なものも多数あるようです。

  • テオドールR(テオフィリン:喘息の薬)
  • セルシンR(ジアゼパム:気分を落ち着かせる薬)
  • インデラルR(プロプラノロール:狭心症,高血圧)
  • 日本薬学会HP」より

    素人判断は危険

    まとめると、たばこの毒にさらされていた肝臓の「フル稼働レベル」に合わせた薬では、禁煙した後の普通の体には「強すぎる」ということが起きるかもしれないということです。中高年であれば、たばこ以外にもお酒やその他食品添加物の影響もあるので、禁煙ぐらいではあまり影響が出ないのかも知れませんが、素人判断は危険ですので、定期的に薬を服用している方は、禁煙時には医師に相談するのがベスト、ということですね。

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