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たばこと病気 禁煙のデメリット

禁煙うつ(鬱)に負けない!

投稿日:2012-02-08 更新日:

あまり、大きな声で言いたくはないのですが、禁煙にデメリットがあるとして、強いてあげるとすれば、「禁煙うつ」なのではないか、と思います。

禁煙うつは、禁煙を数日続けた後に起きてくる、イライラ、ソワソワといったニコチンの禁断症状の究極の形で、気力を奪い、不安になり、果てには睡眠障害まで起こしてしまう人もいるほど、つらいものです。私も体験していますが、何がつらかったといえば、判断力、注意力、瞬発力の低下でしょうか。

仕事で凡ミスをするわ、突然、眠気が襲ってくるわで、「一服したら救われる?」と錯覚してしまいそうになります。ですが、これは脳が正常に戻ろうとしている証でもあります。負けてはいけません。

headache禁煙うつ(鬱)に陥った場合、ニコチンパッチやニコチンガムを使った低減法で禁煙している方は若干緩和されます。ですが、1日に2箱、3箱吸っていた人が、スパッとやめてしまうと、現実問題、相当苦しい場面もあるかと思います。

ですが、禁煙うつ(鬱)は、本当のうつ病とはまったく違います。あくまで脳が正常な機能を取り戻すまでの間に起きるニコチンの残像のようなものです。苦しくても「お、私の脳、だいぶ正常に戻ってきてるな」と客観視する余裕を持ちましょう。

「禁煙うつ」とそれを誘発させる「ニコチン依存症」の仕組み自体はだいぶ解明されていて、単純に言うと次のような流れで起きています。

  1. 喫煙でニコチンが恒常的に脳に送られる。
  2. ニコチンが神経伝達物質アセチルコリンの代役を務めるようになる
  3. ニコチンが脳内物質ドーパミンやセロトニンの誘発を左右するようになる
  4. ニコチンがないと、自律神経失調症に似た不安感や不快感を抱くようになる
  5. ニコチン依存症の完成!

と、ここまでが常習喫煙者を作るまでの話。で、さらに話を先に進めます。

  • ニコチン依存症の喫煙者がたばこをやめる。
  • アセチルコリンの代役がいなくなり、ドーパミンが誘発されなくなる
  • 脳はすぐにアセチルコリンを復活できず、脳は枯渇状態になる。
  • ↓ 

  • 脳内物質不足で鬱(うつ)に似た症状がでる(場合がある)
  • 以上のような流れです。ここでいううつ(鬱)に似た症状としては次のようなものが挙げられます。
     

    1. 自分はだめなんだという自信喪失や劣等感
    2. 落ち着かない、イライラ、ソワソワ
    3. 心臓がきゅうっとなるような焦り
    4. 何にも楽しめない無気力
    5. 無関心
    6. 無感動
    7. 怯え、恐怖 
    8. 眠れない
    9. 食欲がわかない
    10. 性欲低下

    といった感じです。私自身も「なんとはなくボーッとしてしまう」「突然眠くなる」といった症状が数日ありましたが、でもここで大事なのは、絶対たばこを吸わない、逃げないことです。あまりに症状がひどく「死にたい」という気持ちがもぞもぞと沸き上がってくるようでしたら、本当の鬱かもしれないので、すぐに心療内科や精神科でカウンセリングを受けましょう。

    こうしたニコチン離脱症状が現れるのは、どうしても個人差が大きいです。遺伝子や酵素などの構成パターンにもよりますが、何事もなくスルッと禁煙できてしまう人もいることはいます。ただ、そうした希有な方でなくても、ニコチンパッチやガムを使って症状を緩和したり、自己流の代替策で脱ニコチンに成功した人は(私を含め)たくさんいます。

    また、ニコチン低減法でなくても、依存度合いの程度が軽ければカフェインやアミノ酸の「チロシン」のサプリなどでしのぐのも一手かと思います。



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