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全面禁煙? 分煙? 飲食店のたばこルールに欠けている視点がコレ

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東京都の舛添要一知事が先だって「都内の飲食店や公共機関での喫煙を全面的に禁止する条例の制定に取り組む」とテレビで公言しました。

発言自体には2020年東京五輪に向けての政治的パフォーマンスとみる向きが強いようですが、近いタイミングで飲食店や公共施設の禁煙をめぐっては、マクドナルドが全国3135店禁煙を打ち出したこともあり、一気に議論の熱が高まった感があります。

禁煙をすすめる筆者としては、全面禁煙に賛同したいところではありますが、実は分煙派です。「こら、分煙なんて生ぬるいこといってるんじゃないよ!」と怒られそうですが、この手の議論をめぐっては、双方、「好き」か「嫌い」かの感情的な議論になりがちで議論の根っこの部分で、どこかしら置き去りにされている、欠けている視点があると思います。

なぜ全面禁煙が必要なのか

まず、大切なのが「どうして全面禁煙が必要か」という視点です。副流煙や臭い害を考慮すれば、当然のように思えますが、先述の舛添要一知事のように「点数稼ぎ」という見られる部分があると、議論の核心がぼやけてしまいます。

たばこを吸う自由があるように、たばこを吸わない自由もある―。筆者はこう思います。だからこそ、吸う、吸わないをスモーカー、ノンスモーカーともにきちんと選択できるような環境が大事であって、たばこの煙や喫煙者のはく息が気流にのって、臭いや有毒物質を巻き散らかすという現実がある以上、完全分離が難しいのであれば、全面禁煙は避けて通れないでしょう。

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お酒は分離されていない

議論の枝葉を削ぎ落としていくと、やはり「たばこの煙はあちこち漂っていく」というのがネックになります。ベランダ喫煙で訴訟沙汰になったこともありますし、路上禁煙が嫌がられるのも、ポイ捨てに加えて「煙がこっちくる」という点が迷惑になっています。

実際、お酒も、時と場合、量によっては、たばこに優るとも劣らない破壊力を持った物質ですが「酒を飲むやつとテーブルを分けろ!」とか「全面飲酒禁止」というのも、たばこほどうるさくは言われません。

これは、やはり「酒は飲んでいる当人がべろべろになるかどうか」という個人で済む問題であるのに対し、「あちこち漂うたばこ」は個人の自由裁量の範囲を超えて、周囲との健全な関係性が担保されるかどうかがとても大事だと思います。

分煙派ではありますが…

筆者は記事冒頭で「分煙派」を主張しましたが、それはやはり、「煙や臭いがあちこち漂っていかない」ことを条件に、吸わない自由が守られていることが前提になっています。

たばこを吸う自由はある。でも、たばこが嫌いだという人も存在する以上、いつでもどこでも好き勝手にぷかぷかして良いわけではありません。「嫌だ」という人に何かしらを強制するのはやはり暴力です。

「でも、もうたばこ吸う場所がないじゃん」。そんな気持ちで、しかも迷惑がられて肩身の狭い思いをするのなら、実験感覚でもよいので、ちょっとだけたばこを吸うのをやめてみる、なんていうのはいかがでしょうか。

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