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中国発の大気汚染より危険な喫煙者の「PM2.5」問題があるというけれど…。

投稿日:2013-02-22 更新日:

政府対応がやけにスピーディなのが、かえって不気味な中国の大気汚染。姉妹ブログ「くふうボックス」でも関連記事を書いていますが、昨年まではほとんど知らなかった「PM2.5」という言葉も連日の報道で、すっかり市民権を得た感があります。

日本への越境汚染の度合いについては、国立環境研究所の地域環境研究センターが2月21日に「日本国内での最近のPM2.5高濃度現象について」というプレスリリースを発表して、「西日本を中心に高濃度に汚染されている地点がある」と警告を発しています。

「PM2.5」はぜんそくや気管支炎を引き起こしたり、肺がんや不整脈、心筋梗塞のリスクもあったりと物騒な微粒子なのですが、このPM2.5の社会問題化に呼応するように、作田学理事長率いるNPO法人「日本禁煙学会」が「提言」を発表しています。今回は、この提言で触れられている見解と提言を紹介したいと思います。

日本では国内の受動喫煙が最大のPM2.5問題

小心行人日本禁煙学会が2月9日に発表した「PM2.5問題に関する日本禁煙学会の見解と提言」というリリースは、いきなり国内の受動喫煙こそ最大のPM2.5問題と訴えています。

「PM2.5」の話題といえば、最近のニューストレンドから「中国の大気汚染関連かな」と思わせておいて、日本国内の話題に切り込んでくるあたりはさすがとしか言いようがありません。

同学会はなかなか過激な物言いで知られる団体で、東大名誉教授の解剖学者養老孟司さんなど「たばこを愛する方々」と長年論争を繰り広げていますが、脱たばこ社会を目指している点ではブレがないように思えます。

私個人としては、喫煙者がたばこの害悪をよく知った上で喫煙し、マナーを守り、良識ある行動を取るのであれば、たばこを吸うのは「個人の自由」に属するのではないかと判断しています。

togatherただ、たばこは依存性が強く「止めたい」と思っても「止められない」という仕組みになっている点ついては「ひどい」と思ってまして、「たばこを止めたい」という方のことは積極的に応援しますし、たばこを吸ったことがない方には「あんなもの何もいいことないよ」と説得するようにしています。

「全面禁煙導入を」なの?

話がそれてしまいましたが、日本禁煙学会が今回の提言で伝えたいことは1点。

  • 「中国発のPM2.5、怖いって騒いでるけど、受動喫煙の方が危ないよ。職場とか飲食店とか全面禁煙にすべきじゃない?」
  • 以上です。受動喫煙におけるPM2.5の汚染度合いについては、下のようなグラフも添えて、たばこによる空気汚染の解消を訴えています。

    日本の様々な飲食サービス業店内(車内)のPM2.5濃度

    【出典】受動喫煙ファクトシート 2 敷地内完全禁煙が必要な理由(日本禁煙学会Hp)

    提言を見る限り、確かに受動喫煙は「吸いたくもない人にたばこの煙を吸わせている」ということですから、解決されるべき問題だと思います。この点は同意します。

    仮に国内の受動喫煙に関して、日本禁煙学会が訴える「職場や飲食店での全面禁煙」が実現できたとしても、中国のPM2.5は相変わらず押し寄せてくるわけで、「PM2.5」問題に便乗するようにして、「もっとこわいPM2.5があるよ」と投げ掛けてくるやり口は少しアンフェアな感じが否めません。

    先鋭的に「たばこ、やめろ!」とイデオロギー攻撃をするだけではなく、実際に「たばこをやめるにはどうすればよいか」というのを一緒に考えてくれるような思考だともっと親しみやすいのかもしれませんが…。

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