禁煙を成功させる超ヒント集

禁煙を成功させるためのアイデアを紹介します

ニコチンの怖さ 禁煙コラム

禁煙への第一歩! まずは体の禁煙から

投稿日:2012-01-05 更新日:

禁煙を始める上で最初の壁となるのはニコチンの禁断症状です。まずはニコチンを体から排出させてニコチンフリーの体になることが大事です。ニコチンを出すまでの時間は意外と短く、だいたい2~3日で体内からは大半が排出されます

ニコチンは殺虫剤にも使われるほどの猛毒

みなさんも風邪などで数日間たばこを吸わなかった後の一服が「あれ、いつもと違うな」と感じたことがあると思います。
「おぇっ」と吐き気がしたり、咳き込んだり、挙げ句は手足がぴりぴりしたりするアレです。あの感覚は抜けていたニコチンが急速に駆け巡っている証拠です。

ご存じのように、ニコチンは法律(毒物および劇物取締法)で指定された猛毒です。同量であれば青酸カリより毒性が強く、中枢神経に作用します。たばこ数本を水に溶かしてごくごく飲むと、大人でも急性中毒を起こして死んでしまいます。

「んな、おおげさな」。いえいえ、この強烈な毒性はおおげさでもなんでもなく、実は19世紀ごろからゴキブリ、ハエ、アブラムシなどを殺す殺虫剤としても使われていました

肝臓が頑張ってニコチンを分解する

体内の生理作用で言いますと、ニコチンは7~8時間で肝臓の酵素の力で分解されて「コチニン」という物質に無害化されます。コチニンの血中半減期は30時間程度と長く、主におしっことして体外に排出されるそうです。

ニコチン(nicotine)コチニン(Cotinine)?! ふざけているのか」と思ってしまうのですが、もともとが文字を並び替えて作るアナグラムだそうですから、おふざけといえばおふざけですね。

生保のオプション割引が場合も

禁煙外来に行くと、コチニン検査をして、唾液、血液にどのぐらいコチニンが残留しているか調べたりできますが、この時、お医者さんが「おーい、コチニンの検査やっといてー」と看護師さんに呼び掛けていても、これは業界通っぽく言ってみたり、ニコチンを言い間違えたりしているわけではないので、念のため。

生命保険に加入する際に「過去1年以内にたばこを吸っていない」と認められると「非喫煙者オプション」で保険料がぐーんと割引になるケースもありますが、この時保険会社が使う検査方法が「コチニン検査」です。

Consultation

michelprado / Pixabay

2カ月もあればニコチンはほぼ排出

さて、それほど毒性の強いニコチンですが、たばこを吸った時の開放感(のような脳神経作用による錯覚)は数分で消滅します。そしてコチニンとして体外に抜けるまでに30時間ですから、3日もあればニコチン自体の魔力は薄れてしまいます個人差があるので厳密には難しいのですが、「30時間ごとに半分になっていく」いくので、計算上は2カ月もあれば、ほぼ体内には存在しないレベルになっているといってもいいと思います。

こう考えると、何とか最初の壁はクリアできるような気がしますよね。1998年にまとめられた「イギリスたばこ白書」によると、最後のたばこを吸ってからの効果はすぐに現れます。

イギリスたばこ白書

禁煙直後 家族や友人、同僚といった周囲の人をタ副流煙で汚染する心配がなくなる。
30分後 収縮していた血管が戻り、血圧と脈拍が正常値まで下がり、手足の温度も上がる。
4時間後 急速にニコチンが失われていくことで渇望が強くなってくる。
8時間後 血液中の一酸化炭素濃度が下がり、同時に酸素濃度が上がる。呼吸が楽になる。
24時間後 血中の一酸化炭素濃度が平常値に近付く。心臓発作の可能性が少なくなる。
48時間後 味覚や嗅覚が回復し始める。軽運動しても息があがらなくなる。
72時間後 ニコチンが抜ける。離脱症状も緩和される。
2週間~3ヶ月後 循環機能が回復して、心臓や血管などが改善する。
1ヶ月~9ヶ月後 呼吸器系が回復して、せきや喘鳴が改善する。スタミナが戻る。感染を起こしにくくなる。
2~4年後 虚血性心疾患のリスクが喫煙を続けた場合に比べて35%減少する。脳梗塞のリスクも顕著に低下する。
5~9年後 肺がんのリスクが喫煙を続けた場合に比べて明らかに低下する。
10~15年後 さまざまな病気にかかるリスクが非喫煙者のレベルまで近づく。

白書をまとめた下表をご覧いただくと分かりますが、肝心なのは「1本分でも多くたばこを吸わないこと」です。1本吸わないだけで、ぐんぐん健康体に近付くのですから、イメージしやすいですね。

-ニコチンの怖さ, 禁煙コラム
-, , , , , , , ,

Copyright© 禁煙を成功させる超ヒント集 , 2017 AllRights Reserved.